メンテナンスセンター
東京都管工事工業協同組合が運営する修繕受付センターのことで、区部におけるお客さまからの漏水等の修繕依頼に応じて指定給水装置工事事業者を紹介しています。営業所にお客さまから修繕の依頼があった場合で漏水箇所がメータ下流であること等が明確な場合は、メンテナンスセンターを紹介しています。
【受付時間】平日8:30〜20:00
土・日・祝日8:30〜17:15
電話番号0120-85-0195
03-3585-0195(携帯・PHS用)
有機物(TOC)
水中に存在する有機物中の炭素を全有機炭素(TOC:Total Organic Carbon)といい、水中の有機物濃度を推定する指標として用いられます。有機物は、土壌に起因するほか、し尿や下水、工場排水などの混入によっても増加し、多く含まれると、水道水に渋みをつけます。
横型加圧脱水機
浄水処理の過程で発生したスラッジ(原水中に浮遊した汚濁物質を沈でんさせた泥状のもの)に、機械的圧力を加えて脱水する機械のことです。ろ板に挟まれたろ布のすき間にスラッジを圧入することで、固形分と水分に分離します。当局は、縦型に比べ大型化が可能な横型の加圧脱水機を主に採用しています。水温が下がる冬季には、コージェネレーションシステムなどから発生する蒸気によってスラッジ加温し、脱水効率を高めています。
ランゲリア指数
配管などの金属やモルタルライニング材質に対する腐食の強弱の程度を表す指標です。数値が正の場合、水中に含まれている炭酸カルシウムが折出し、管内面に鼓膜が形成され、腐食が防止されます(数値が大き過ぎると管の詰まりなどの原因となります)。逆に負の場合、鼓膜が形成されず、腐食が進行しやすくなります。水質管理目標設定項目では、目標値(−1程度以上とし、極力0に近づけること。)としています。
ろ過池覆がい化
水道水への異物混入を防止し、水道水の安全保持と信頼性の一層の向上を図るため、浄水処理の最終工程であるろ過に蓋がいを行うものです。また、ろ過池蓋がい化は藻(そう)類の発生抑制や、ろ過池の洗浄音の低減など周辺環境対策としても有効です。ろ過池の蓋がい化については、平成14年度より概ね5年以内に整備することとしています。なお、蓋がい化にあたっては、環境への配慮及び自然エネルギーの積極的活用という観点から、太陽光電設備の設置を予定しています。
利水安全度
水道需要とダムの貯水能力から見て、何年に1回の割合で発生する河川流量の悪化した状況(渇水)に対し、取水制限なしで対応が可能かを評価した指標のことです。10年に1回の割合で発生する規模の厳しい渇水まで対応できる場合、これを「利水安全度10分の1」といいます。また、10年に2回の割合で発生する規模の渇水までしか対応できない場合には、これを「利水安全度5分の1」といいます。例えば、利水安全度5分の1より10分の1の方が、渇水に対する安全度が高くなります。
履行延期の特約
水道料金の一括支払が困難なため、お客さまから分割支払の申出があった場合のうち、その理由が真にやむを得ないと認められるものについて、分割払いの約束をすることです。もし、履行延期の特約で約束をした支払期日までにお支払がない場合は、すみやかにこれを解除し給水停止等の措置を行い未納金の全額の支払いを求めます。
料金適用口径
共同住宅扱い、水量総計扱い、住宅・店舗等併用扱いその他料金算定上の特例措置を講じているものについて、本来適用すべき呼び径とは異なった従量料金を適用する場合があります。このときの一定の基準に基づいて、従量料金を決定するために設定した呼び径を料金適用口径といいます。
臨時供給水
配水小管の末端地域等には、先端に合流あるいは分岐する配水管がない行き止まりの配水管(行き止まり管)があります。
このような地域で給水を行う場合に、使用水量が少ないと残留塩素が少ない停滞水、いわゆる「死に水」が発生するため、水質基準に適合した水道水を供給することが困難となります。そのため、あらかじめお客さまの了承を頂き、この水道水を雑用用途として供給することがあり、この水を臨時供給水といいます。
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